AWS EC2上のMemSQLデータベース(CloudFormation構築編)

snow
2019-10-01
snow
2019-10-01

初めに

社内のBigDataを扱っているシステムは常にRDSの限界を試しています。
それを解決するため、インメモリデータベースが必要になってきました。
今回は、伝説のMemSQLのAWS上での確認用環境構築を説明させていただきます。

アカウント申請

1、https://www.memsql.com/ 画面右上の「Try Free」ボタンをクリックします。
2、[Get Started for Free]のところに必要なユーザ情報を入力し、「Continue」ボタンをクリックします。
3、[Create Password]のところにパスワードを入力し、「Continue」ボタンをクリックします。
4、送信された「Verify email」メールの「Verify email Address」ボタンをクリックします。

以上で、アカウント申請が完了しました。

環境構築

1、AWS管理画面にログインします。
2、MemSQl管理画面にログインし、「License 」画面でLicense Keyをコピーします。
3、https://docs.memsql.com/guides/latest/install-memsql/cloud/aws/step-1/ URLを開き、「Launch MemSQL Cluster」ボタンをクリックします。
4、AWS のスタックのクイック作成画面が表示されます。まず、右上のリージョンは パージニア北部ー>東京に変更します。
5、パラメータは以下のように入力します。
  • Key Name:EC2のキーペア
  • License:ステップ2でコピーしたLicense Key
  • MemSQL Password:DBのパスワード
  • Aggregator Instance Type:アグリゲーターのインスタンスタイプ、デフォルトを使います。
  • Number of Child Aggregators:アグリゲーターの数、デフォルトを使います。
  • Leaf Instance Type:リーフのインスタンスタイプ、デフォルトを使います。
  • Number of Leaves:リーフの数、デフォルトを使います。
  • Enable High Availability:可用性のオプション、デフォルトを使います。
  • Availability Zone:空欄で問題ないです。
  • CIDR Range for Remote Access:アクセスIPを指定しましょう。
6、「スタックの作成」ボタンをクリックします。

構築成功したら、EC2インスタンス画面で、以下のインスタンが作成しています。
  • my-memsql-cluster-Aggregator-1
  • my-memsql-cluster-Leaf-1
  • my-memsql-cluster-Leaf-2
  • my-memsql-cluster-Master
以上は、MemSQLの構築でした。

まとめ

数時間で必要なMemSQL環境構築は、CloudFormation テンプレートを使えば、数分で構築できます。
スタックの「テンプレート」タブで、テンプレートの内容を確認できます。
それを変更して、システム要件に合わせた環境構築もできるでしょう?